テンペリアウキオ教会 Temppeliaukio

テンペリアウキオ教会 Temppeliaukio

2013年9月30日

教会

岩の教会という別名がうなずける
岩の教会という別名がうなずける
円盤のような概観
円盤のような概観

 中央駅の西側、カンッピの長距離バスターミナルがある地域から北へ上がった高台にあります。教会は、周囲を集合住宅が囲んでいるので、南側にある通りフレデリキンカツ以外のところからは見えません。高い塔を作って、どこからでも見えるようにする、近くからでは見上げるように建てる、これまでの教会とは違います。逆に、集合住宅の上の階からは、教会を見下ろすこともできるのです。しかも、屋根は円盤型で、鐘塔がありません。

 1933年、1936年、そして1961年の3回の公開コンペを経て、最後に一位を取ったデザイン が、現在のスオマライネン兄弟が設計したもので、1969年に完成しました。フレデリキンカツ通りからトンネルを掘り、岩盤で囲むというアイディアは、第一回のコンペですでに先人が提案したそうです。その以外は兄弟の発想で、岩盤を削り、周囲に石を積み上げ、その上に梁で支えた180枚のガラス窓を置き、その上に円盤のようなドームを乗せています。初めて見る人は教会というイメージをぶち壊されて、びっくりすることでしょう。しかし、斬新なデザインが生む美しさは、気持ちのいい荘厳さを感じさせてくれます。50回以上訪問しましたが、何度行っても喜びを感じさせてくれるのは不思議です。座席は1000人分近くあり、すばらしい音響なので、よくコンサートが開催されます。また、土曜の午後は結婚式の会場として人気があります。式が行われている間は入場できませんが、終われば美しい花嫁さんが、幸せの絶頂という笑顔を見せてくれます。

 正面入り口の外側の道を右手に進むと、子どもの遊園地があります。ここから、教会の上に上がれます。ドームの上には上がれません。

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