イエータ運河の旅

イエータ運河の旅

2013年10月1日

このように狭い運河を行く
このように狭い運河を行く
観光船と船員
観光船と船員
丘を登る船
丘を登る船

 スウェーデンのストックホルムとイエーテボリを結ぶイエータ運河の旅は、スウェーデンの夏の風物詩。1874年から1931年にかけて建造された3隻の蒸気船が、湖、バルト海、運河、川を縫ってスカンジナビア半島をのんびり横断する中世の旅です。
 旅の途中には65の閘門があり、閘門に水を貯めたり、排出することで水位を変え、内陸部では海抜91mまで登っていきます。この閘門通過の作業をはじめとして、運河沿いの美しい自然、閘門で歌を歌って迎えてくれる人々、運河にかかる跳ね橋や回転橋、おいしい食事、元気な若い船員たち、途中で寄る古都ヴァードステナやトローサの観光など、日常生活をすべて忘れさせてくれる優雅な旅になります。
 この運河は、1857年までバルト海の出入り口で通行料を取っていたデンマークに対し、なんとかして通行料を払わずに物資を輸出入したいというスウェーデンの念願がこもったものです。15世紀にイタリアで閘門技術が開発されるとすぐに運河建設工事が開始され、岩盤との長い闘いが続き、ついに1832年に全線が開通しました。しかし、華やかな時代はわずかで、完成の25年後に通行料は廃止され、1860年には物資の輸送はトラックにとって代られてしまいました。
 しかし、スウェーデンの人々はこの運河をすたれたものとして切り捨てることなく、毎年春になると運河を浚渫し、閘門の木材を取替え、モーターに油をさして、中世そのままの姿を残そうとしています。運河はバルト海と北海を結ぶ近道になっていて、小型クルーザーやヨット愛好家たちにはすごい人気です。
 加えて、夏の間だけ、蒸気船が運航されます。運航日と料金は下記の通りです。

運航日 イエーテボリ 発 ストックホルム 発
6月 1日、10日、19日、27日 5日、14日、23日
7月 5日、14日、22日 1日、9日、18日、26日
8月 7日、16日、25日 11日、20日

料金

  • Cクラス ツイン1室 1人当たり 237,500円
  • Bクラス ツイン1室 1人当たり 331,000円
  • Aクラス ツイン1室 1人当たり 423,000円

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